赤い風船にさようなら
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本日の午後一時頃の事でした。 跳って、中禿を巧みに隠した頭を下げました。「そうしている間に戦争が激化し、国が二つに分かれたと聞いた。出島を訪おとずれる貿易商から漏もれ伝わってね。同時に、国に対抗する勢力があることも知った。驚おどろいたよ、ここ百年の国の侵攻しんこう速度といったら、ローマや大英帝国どころじゃなかったのに。この閉ざされた土地で、限られた情報しか入ってこない環境かんきょうにいたせいか、もう全世界が国の物になってしまっているように感じていたからね。世界の覇権はけんは国にあり、それを大小二人の王が分け合っているのだと、あたしも仲間も絶望していた」関連項目:CLANNAD