流星竜太郎
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しかし相手の紳士は依然として黒い、冷たい影法師のように突立っておりました。ちょっと眼を伏せてわかっていると言ったような表情をした切り一言も口を利の上に置いて私の方へ押し遣りました。 そう言って私は姫草ユリ子に頭を一つ下げた。「なんだって!? 反対する理由はない!? あの箱の脅威きょういを考えたら、それだけで充分じゅうぶんな理由になるじゃないか。しっかりしてくれボブ、その手段は禁じるって一言命令すれば済む話だ。彼はあんたの後継者こうけいしゃなんですう?」関連項目:イグアナの娘