LUMPY STONE
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しかし彼女に対する私達の驚異は、まだまだそれくらいの事では済まなかった。 そればかりじゃない。なおその上にモウ一つ。これは私の職業意識とでも言おうか。私が彼女を見た時に、第一に眼に付いたのは彼女の鼻であった。 おれは貰もらった飲み物のカップを丁寧ていねいに床ゆかに戻してから、壁かべを叩たたいて部屋を後にした。追われているところを助けられ匿かくまってもらい、食事まで頂戴ちょうだいしておきながらこの非礼だ。逃にげてきた通路の壁には所々に火が点ともされていて、辛かろうじて松明たいまつを持たなくても歩ける。関連項目:最終兵器彼女