ラジコンキッドニューヨーク編
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罪深い罪深いユリ子。 私は彼女に二十円の給料を払っていた。これは決して法外に安い給料とは思わなかったが最近、彼女の功績を大いに認めなければならぬ状態を認めて、姉や妻と寄々相談をしていた次第であったが、折も折、ちょうどそのさ中に、実に奇妙とも不思議とも、たとえようのない事件が彼女を中心にして渦かれていたのであった。「だってこの人達から見たら、おれたち充分じゅうぶん怪あやしいです。髪も眼めもあり得ないコントラストだし、未知の言語で喋しゃべってるわけだし」関連項目:きんぎょ注意報!