新宿午前0時 久美と森男のラブメロディ
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それから電話の内容を話して聞かせると、如何にも安心したらしく、さも嬉し気にピョンピョン跳ねて廊下を飛んで行くのであった。 と彼女はイクラか不平そうに可愛い眉を顰めるのであった。こうした技巧と言ったら、それこそ独特の天才と言うべきものであったろう。実に真に迫ったものがあった。彼女と、彼女の創作した白鷹先生との親密さに就いて、微塵の疑いをさし挾む余地もないくらい真に迫ったものであった。「悪かったね、どうも坊ぼうや・・・失礼、陛下が、地球でいう日本人に見えてしまって。あんな国に凶悪きょうあくな兵器を持たせたら、世界がどうなるか判ったものではないからね」関連項目:アンナさんのおまめ