モリモリッ!ばんちょー!!キヨハラくん
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そればかりじゃない。なおその上にモウ一つ。これは私の職業意識とでも言おうか。私が彼女を見た時に、第一に眼に付いたのは彼女の鼻であった。 これだけの問答で私等は彼女を採用する決心をしてしまった。私ばかりじゃない。妻も姉も、彼女の無邪気な、鳩のような態度と、澄んだ、清らかな茶色の瞳と、路傍にタタキ付けられて救いを求めている小鳥のような彼女のイジラシイ態度バスケット一つを提から吸い付けられてしまっていた。 背中がむず痒がゆくなるような説明をされて、おれは居心地悪く視線を彷徨さまよわせた。朽くちかけた板がぶつかる壁かべと天井てんじょうの境目を眺ながめていると、ロミが今までとは明らかに異なる口調で言った。関連項目:あそびにいくヨ!