ユキポンのお仕事
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重態の脳り込んで来ました。 相手の紳士はそうした私の顔を、その黒い、つめたい執念深い瞳しく私の前に置きました。御覧下さいと言う風に薄笑いを含みながら。「あんたたちは一体何者だい。遠い遠い魔族まぞくの国の王様がいらっしゃるという噂うわさを耳にしたと思ったら、それらしき御ご一行様はごく普通ふつうに、この世界には存在しない言語を喋しゃべってる。おまけにボディーガードの一人は、滅多めったに使われないあたしのファミリー・ネームまで知っているときた」関連項目:お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!