ΠΛΑΝΗΤΕΣ プラネテス
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罪深い罪深いユリ子。 私は彼女に二十円の給料を払っていた。これは決して法外に安い給料とは思わなかったが最近、彼女の功績を大いに認めなければならぬ状態を認めて、姉や妻と寄々相談をしていた次第であったが、折も折、ちょうどそのさ中に、実に奇妙とも不思議とも、たとえようのない事件が彼女を中心にして渦かれていたのであった。 二十人用のパーティールームを借り切り、ソファーの中央で渋谷しぶや勝利しょうりはふんぞり返っていた。自らに課された務めを多少なりとも果たしたので、連れに対して威張いばっているのだ。関連項目:青空エール