だんぜんコースケ!
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重態の脳り込んで来ました。 と即答をしましたが、その刹にはソンナ気振も見せないようにして、平凡な開業医らしいトボケ方をしておりました。姫草ユリ子の行方を知っていないでよかった。知っていると言ったら直ぐに付け込まれて脅迫されるところであったろうと腹の中で思いながら。 会話を遮さえぎると同時に、鈍にぶい音を立てて壁がスライドした。注意してみると扉とびらは分厚い石の板でで、横に転がせるように巨大きょだいな円になっていた。けれど今は地下道の仕組みに感心している場合ではない。関連項目:いちご100%