199X年Jデー 近未来国際政治劇画
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彼女の異常な天才が、K大耳鼻科の白鷹君と私の家庭を形容の出来ない、薄気味の悪い悪夢の中に陥れ始めた原因というのは、恐らく彼女自身も気付かなかったであろう、きわめて些細な出来事からであった。 と思わず口を辷らしたが、恐らくそれが図星だったのであろう。樽の縄を始末していた彼女は、ただ赤面した切りでコソコソと病院に逃げ帰ったようであった。 時々聞き返されることはあったが、ロミとの会話に支障はなかった。正直、あのカタカナ混じりの中学イングリッシュが、実際に役立つ日が来ようとは思ってもみなかった。義務教育って意外と大事。関連項目:生徒会の一存